救命講習会
参加申込案内
実施日時:平成22年10月17日(日)午後1〜5時まで
実施場所:四日市北消防署朝日川越分署 2F会議室
講師の矢田救命士です。
 
11名参加
 
講義、訓練が始まりました。
 
救命処置の手順−(1)反応を確認する

「大丈夫ですか」
と大声で呼びかけながら、肩を軽くたたき、
反応があるかないかをみる。
 
救命処置の手順−(2)助けを呼ぶ

反応がなければ、
大きな声で「誰かきて!人が倒れています!」
と助けを求める。

「あなたは119番へ通報してください。」
 

「あなたはAEDを持って来てください。」
 
「医師が近くにいたら呼んで来てください。」
「あなたはもっと大勢の人を集めて来てください。」
 
救命処置の手順−(3)気道の確保、呼吸の確認

傷病者の喉の奥を広げて空気を肺に通しやすくする。
「見て」・・・胸や腹部の上がり下がりを見て
「聞いて」・・・息の音を聞いて
「感じて」・・・頬で息を感じます
約10秒間で傷病者が正常な呼吸をしているかどうか確認する。
 
救命処置の手順−(4)人工呼吸(口対口人工呼吸)

気道を確保した状態で息を約1秒かけて吹き込み、
胸が持ち上がるのを確認する。

1回目の吹き込みで胸が上がらなかった場合には、
もう一度気道確保をやり直し、
吹き込みを試みる。
(2回目で)うまく胸が上がらない場合でも、
吹き込みは2回までとし、
すぐに胸骨圧迫に進む。
 

※傷病者に出血がある場合や、
 感染防護具を持っていないなどにより
 口対口人工呼吸がためらわれる場合には、
 人工呼吸を省略し、すぐに胸骨圧迫に進む。
 

救命処置の手順−(5)胸骨圧迫(心臓マッサージ)

胸骨圧迫を開始し、全身に血液を送る。
「強く、速く、絶え間なく」
肘をまっすぐに伸ばして手の付け根の部分に体重をかけ、
傷病者の胸が4〜5cm沈むほど強く圧迫する。
 
1分間に100回の速いテンポで30回連続して絶え間なく圧迫する。
(30回であれば18秒)
 
垂直に圧迫する。
 
圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、
胸がしっかり戻るまで十分に圧迫を解除する。
 
救命処置の手順−(6)心肺蘇生法の実施

胸骨圧迫を30回連続して行った後に、人工呼吸を2回行う。
この胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせ(30:2のサイクル)を、
救急隊に引き継ぐまで絶え間なく続ける。
 
AEDの使用手順−(7)AEDの電源を入れる

心肺蘇生法を行っている途中で、AEDが届いたら
すぐにAEDを使う準備を始める。

ふたを開けると自動的に電源が入る機種もある。
 

音声メッセージとランプに従って操作する。
 
AEDの使用手順−(8)電極パットを貼る

電極パットは、肌との間にすき間を作らないよう、
しっかりと貼り付ける。
アクセサリーなどの上から貼らないように注意する。
 
パットをしっかりと貼り付ける。
この間も心肺蘇生法をつづける。
 
AEDの使用手順−(9)心電図の解析

電極パットを貼り付けると
「心電図を解析します。体に触れないでください」
などと音声メッセージが流れ、自動的に解析が始まる。
「みなさん、離れて!」と
注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認する。
 
AEDの使用手順−(10)電気ショック

AEDが電気ショックを加える必要があると判断すると・・・
「ショックが必要です。」
自動的に充電が始まり、充電には数秒かかる。
「ショックボタンを押してください。」

※ショックボタンを押す際は、必ず自分が傷病者から離れ、
 さらに誰も傷病者に触れていないことを確認する
※電気ショックが加わると、
 傷病者の腕や全身の筋肉が一瞬けいれんしたようにピクッと動く。
 

AEDの使用手順−(11)心肺蘇生を再開

ただちに胸骨圧迫を再開する。
胸骨圧迫30回、人工呼吸2回の組み合わせを続ける。
 
AEDの手順と心肺蘇生のくりかえし

心肺蘇生を再開して2分経ったら、
AEDは自動的に心電図の解析を再び行う。
音声メッセージに従って傷病者から手を離し、
周りの人も傷病者から離れる。

以後は、
心電図の解析

電気ショック

心肺蘇生の再開
の手順を約2分間おきにくりかえす。
 

意識も戻りました。
よかったよかった・・・
 
皆さん、お疲れ様でした。
講習会終了後のアンケート 記入ありがとうございました。

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